いまさら聞けない・・・免税点
消費税増税の動向が気になるところですが、どのような決着を見せるのでしょうね?
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さて、本日は免税点について。
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「空港とか海外にある免税店の間違いじゃね?」
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いえいえ、今日は「免税点」でいきましょう。
免税点とは、税金が課されるか否かの判断となるポイントのことです。だから、「点」。
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皆さん、消費税は何かにつけ支払いますよね。1万円の買い物をすれば500円消費税を払います。
会社や事業者はその受け取った500円を国に納める必要があります。まあこれは当然の話ですね。
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しかし、納めなくてもよい場合があるのです。大変単純に言うと、年間の売上が1,000万円未満の会社や事業者は、この500円は支払わなくてOKなのです。
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「えぇっ?預かっているのに??」
そうなんです。もらっちゃっていいんです。
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このもらっちゃっていい場合と、ちゃんと納税しなければならない場合を分けるのが、年間売上1,000万円未満か否か。
これが、「免税点」。
大きいですね。
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ちなみに、パソコンや机その他の備品に課税される償却資産税にも免税点があり、これは150万円未満か否か。
パソコン等の合計額から150万円を控除してその余りに課税する、「基礎控除」と違い、1,499,999円なら税金0円なのに、150万円になったらその150万円全額に課税されるということなんです。Oh!! All or Nothing!
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税法にはこういう線引きもあるんです。
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