公平感?

この頃一元化一元化と話題に上ることが多い、年金制度。

年金と一言で言っても、「国民年金」、「厚生年金」、「共済年金」という3種類があります。

自営業者用、サラリーマン用、公務員用と大きく分けられるわけです。

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国民年金は我々税理士もこれに加入しています。いわば、最低限の年金です。受給予定額はというと、これでどうやって生きて行けというのだろう・・・?と首をかしげたくなるような金額です。

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厚生年金や共済年金は国民年金より手厚くなっており、加入者の配偶者にも受給権が発生します。つまり、サラリーマンや公務員を旦那さんに持つ専業主婦の方は、年金保険料を支払わなくても将来年金が受給できる仕組みになっています。

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公平か不公平かはその立場に置かれた方々で違うと思います。

「サラリーマンや公務員の夫を支えているのは主婦です!」・・・確かにね。

「自営業の場合は夫婦で各々加入しているんですけど!」・・・そりゃそうだ。

「厚生年金に加入しているんだけど、他人の奥さんの保険料まで知らないうちに負担したくないね!」・・・ごもっとも。

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様々な声があがり、政府が一つの案を出しました。

「こうなったら専業主婦も保険料を負担したこととみなそう!」

というものです。例えば旦那さんが毎月4万円の保険料を負担していたとしたら、旦那さんと奥さんで、2万円づつ負担していたことにすれば良いのでは?というものです。

支給額も夫婦二人で半分づつ。なるほど、なるほど・・・。

ちょっ?えっ?

何か変わった?変わらない?分からない?

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