また負担増?

先日は大変ご心配おかけ致しました。おかげさまで、本格快復のようです。

.

さて、また年金関連で動きが出てきましたね。新たな「案」が浮上しています。

年金の中でも、今回もまた厚生年金に負担増の案が・・・。

要するに多くはサラリーマンの方に大きな影響があるのですね。

現状の厚生年金は月給が62万円前後で頭打ちとなり、たとえ月給が100万円になろうが、200万円になろうが、月給に対し約8.2%の厚生年金保険料を支払えば済むのです。

.

ところが昨今の年金財源不足により、この上限を引き上げようと考えているようです。健康保険にも同じような頭打ちがあり、その額は月給121万円。この額と同額まで引き上げようかとのこと・・・。

.

これが実現すると、月給62万円の人は変更ありませんが、例えば100万円の人はグッと変わります。

62万円×8.2%≒5万円

100万円×8.2%≒8万円

月に3万円も負担が増えてきます。厚生年金も健康保険も個人負担分の同額を勤務先の会社も支払うわけですから、個人と会社を含めて考えると相当の負担増となります。会社経営者も頭が痛いところでしょう・・・。

.

私たち自由業者は国民年金で、月額15,000円。安い!加入当時は将来もらえる年金の額に大きな差が付くから、厚生年金の方がいいといわれてきましたが、昨今の受給年齢の変更など、年金行政への不信が募ると、「国民年金でよかった~」なんて思っちゃいます。

.
.

***********菊池会計事務所***********

渋谷区代々木の税理士事務所です。

法人の方、個人の方を問わず、ご相談下さい。

無料税務相談で安心、お気軽に!