今さら聞けない

生活していると、知らず知らずのうちに法律と関係しているものです。

そんな中で、「よく分かんないけど、まあいいか・・・」なんて思って過ごして、たまたま何もなかったなんて事もあるのではないでしょうか・・・?

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小さい頃から父親に、「保証人だけにはなるな」、「いくら友達でも保証人は絶対ダメだ!」なんて言われて育ったものの、「はいはい、何の事やら・・・」と流していましたが、心のどこかに残っていたんでしょうね、今まで何度か友人に頼まれましたが、お断りしてきました。

だからといって友人関係にひびが入るわけではなく、今でも何のわだかまりもなく付き合っています。

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さて、この保証人。ただの「保証人」と「連帯保証人」とがあります。

「まあいいか、どっちにしても保証人だし・・・」なんてうっかりハンコを押すと、灰原さんや桑田さんに追い込まれることに・・・。

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保証人も連帯保証人も、債務者(借金をした人)が返済できなくなった時やいなくなった際に、その人に代わって返済をしなければならないのですが、保証人の場合はまず本来の債務者に返済を求めたり、債務者の居所を探し返済を求めなければなりません。

一方、連帯保証人は債務者が同じようなことになった場合は、本来の債務者と同じようにすぐに返済を求めることができるのです。

つまり、債務者に何かあればあっという間に債務者になってしまうのです。昨日まで住んでいた家が無くなるなんて事が現実に起こってしまうのですね。

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お金を貸した方としては債務者が2人いるようなものですから、こんなに都合のいいことはありません。ですから保証人の必要な契約は、「保証人」ではなく、「連帯保証人」とすることが一般的なんですね。

よ~く考えて押印しましょうね。

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