相続が争族になった方へ・・・
相続税の増税が取り沙汰されています。
「相続税は富裕層だけの税金ではなくなりますよ~」
とか、
「相続が争族になる前に」
など、よく見かけるようになりました。相続が争族になんて本当によくある話です。だから遺言をお勧めするのですね。
しかし、いざ相続が始まると、仲の良かったはずの親族で財産のぶんどり合戦が炸裂することだってあるのです。
現行の相続税法では、「小規模宅地の特例」 や 「配偶者の税額軽減(配偶者控除)」などの大きな相続税軽減制度があります。
ほとんどの人に相続税が無縁だと言われているのは、基礎控除が大きいということもありますが、これらの制度があるからです。
使わない手はありませんよ~。
ただ、これらの制度を利用するにはいくつかの条件があります。
その中でも申告期限(死亡後10ヶ月)までに遺産の分割が完了していることが大前提。
「この土地はあたしのものよ~、何言ってんだ、俺のもんだよ!」
なんて争っていると時間がかかります。調停や訴訟でやっと分割できた時はもう数年後。
スムースに分けておけば特例を使って税金ゼロだったのにね・・・。争ったから税金たくさんかかっちゃうね・・・。
争っているからといって相続税の申告をしなくて良いというわけではありません。
数年後に分割できた際に軽減制度を使う方法もあるのです。
心当たりのある方々・・・いつ相談するんですか?
「今でしょ」
***********菊池会計事務所***********
渋谷区代々木の税理士事務所です。
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