相続税も改正予定

今般の税制改正大綱には相続税の改正も盛り込まれています。

改正されれば久しぶりに大きな改正ですね。ちなみに増税路線です。

相続税を計算する上で必ず必要になる「基礎控除額」。これが大きく改正されようとしています。今までは、5,000万円+法定相続人×1,000万円だったのが、改正後は、3,000万円+法定相続人×600万円に変わります。

例えば父、母、子、子の家庭で、父が亡くなった場合の法定相続人は母、子、子の3人。

改正前は5,000万円+1,000万円×3人=8,000万円だったのが、改正後は3,000万円+600万円×3人=4,800万円に減ります。大きいですね。基礎控除額とは、そもそもの遺産総額が基礎控除額以下であれば相続税はかからないという一種の基準みたいなものです。

この基礎控除額が大きいため、現行では遺産を相続しても相続税がかからない方が大半でした。亡くなった方の4~5%の相続人にしか相続税はかかっていないのです。

ところが今回の改正により課税対象者が増え、相続税はぐっと身近な税金になってくるはずです。