義援金詐欺と雑損控除
悪い事を考える人間はどの時代にも、どのときにでもいるもので、善意での義援金、募金を詐取してしまう義援金詐欺が横行していますね。是非とも注意したいところです。
それらの手口は結構荒削りなもののようです。震災後すぐの急ごしらえなんでしょう、市区町村の職員を装って義援金を要求したり、有名な団体を名乗り義援金募集のファックスを送り、振り込ませようとする比較的単純なもの。
しかし、義援金を募集された人は善意に満ちた善良市民。まさか詐欺だとは思いませんよね。
だまされた人がいつ、何を持って「だまされた」と認識して義援金詐欺が発覚したかはいささか謎ですが、とにかく募金した人にとっては大変不本意なもの。
そこで何か救済される法律はないのでしょうか?
先日も触れましたが、今回の震災により被害を受けた方は、所得税法の雑損控除や災害減免法で税金を免除または減額することにより手当されます。では義援金詐欺による被害は???
残念ながら「NO」なのです。これらの法律は適用外です。
最終的にはだまされてしまうのですが、義援金や募金をした時は自分が納得し、この行為を行っているからという理屈です。これはオレオレ詐欺や振り込め詐欺も一緒です。雑損控除は先の災害はもちろんですが、盗難、横領であれば適用OKなのですが・・・。
毎日寒空の下、声を張り上げて募金集めを頑張っているボランティアの方々にはまったく迷惑な話です。